川原です。
ここでは、皆さんがアンケートに寄せてくださった心配などに答えています。
私が間違えていたら、フッ…と笑って、こっそりお知らせくださいね。
・「電子書籍アンケートはこちらから」
Kindle→「キンドル」と読みます。
Kindleは、amazon.comの運営している、電子書籍部門のこと。
Kindleは、独自のタブレットを販売しています。
このタブレットで電子書籍を買えば、小説のダウンロード通信費が無料です。
無線LAN契約が必要なし。
一気にローザリウムが、電子書籍のみに移行することは、絶対ないです。
でも、『電子書籍で書いた小説』を、あとで本にして売るかもしれません。
つまり、これまでとは、逆の発想です。
Kindleで小説を買わずに、書籍分量がたまるまで買わない、という方はそれでもいいです。
「今、連載中なんだな」という、読者さんの、目安になるかなと思うのでした。
Kindleで、追いかけてくださった方には、書籍だけ購入の方とは別に、
やはりそれなりの「特典」はつけたいと思って、スタッフや沖さんにも相談して考えています。
〔2013年3月11日〕
◎これからも紙の本が読みたいので、紙で出し続けてほしいです。
電子書籍=雑誌…の感覚で、電子書籍で発表しておいて、一冊ぶん完結したら、蒼弓・下巻のように、予約者を募って本にする、という方法も考えています。
これなら小説は完成しているので、予約して半年も延期にならないはず(汗)。
しかし、予想をかなり下回る予約数だった場合は、本にならないかもしれません。
下巻は、たくさんのご予約をいただけたので、本にできました。
それでも、あの価格になってしまいました。
電子書籍なら、もっと安く、皆様に提供できます。
◎電子書籍もいいところは沢山あると思います。
しかし電子書籍でいいもの、紙の本がいいものと分かれるのではないかと思います。
私もそれは同感です。
本を発行しても、赤字にならないなら、本も電子書籍も、両方出していきたいなぁと。
完売した同人誌は、もう再販しない予定なので、電子書籍にしていきます。
◎イラストがカラーだと嬉しい。
劣化することなく保存できるので。イラスト集とかも出来ると良いんですけど。
カラーの見れる『タブレット』でないと、白黒に見えるんですよね。
Kindleの一番安い、ダウンロード通信料が無料のタブレットは、白黒画面。
でもうちは、フルカラーで表紙作るつもりです。
〔2013年3月9日〕
◎『電子書籍』という媒体だけだと、間違って消えてしまったりした時、悲しいのですが。
E-PUB(イー・ピーユービー) という形式が、電子書籍の世界基準です。
アマゾンは、PDFは受付ないで、すべてこの E-PUB形式 です。
一度買ったら、本人確認できれば、端末を変えても、別の機種で読めます。
でも、PDFのほうが、森村翼さんのデザインセンスが美しくて、
文字組みなども、私が気に入っているので、「PDFは、おまけ」として、つけたいな。
◎スマホにすればいいんだろうけど、
そうなると電子書籍を読む前にかなりの金額がかかってしまう。
川原もスマホは持っていません。電話はいまだに、家電話とケータイ。
でも、ipod touchの二台使いです。
アメックスカードのたまったポイントで、二台ともタダでもらいました。
ツイッター、メール、ネット検索、電子書籍は、ipod touch で、今は見ています。
Kindleタブレットは、無線LAN契約しなくても、電子書籍がクレジットカード決済で買って読めますよ。でも、白黒の「本を読むためだけ」のタブレットが、通信費のかからない機種です。
カラーで表示される機種は、無線LAN契約が必要。
◎どの書籍でも統一してデータ管理できるようになれば。
『E-PUB』が、その基準として定着しています。
昨年10月から、ようやく日本人向けに、「縦書き」が発明されました。
もし、ローザリウムで発行するなら「E-PUBの縦書き」販売です。
◎小説なら、挿絵が入っていて欲しい。
なるべく入れるようにしたいのですが、イラスト使用料がかかるので、価格が高くなったりします。
挿絵を、縦組の小説に差し込むのは、BL出版社もしていないので(プログラムが面倒なのと、今の米国の法律が、エロやBL方面の本には、面倒になってきているので)、チャレンジですが。
考えてみますね。できなくはないのです。
◎購入した機器が壊れたら、もう読めないのか。
『クラウド機能』が入っている媒体ならば、読めます。
一度買えば、PCとタブレットとスマホと、共有できるのが強みです。
アマゾンや、紀伊國屋の電子書籍は、クラウド機能です。
◎過去の同人誌で再発行されないものを、ぜひ電子書籍化して欲しい。
それはもちろん考えています。
◎pcやスマホなど、媒体を特定せず読めるようPDF配布を希望。
PDFだと、文字のサイズを、指先で変えられないので、世界基準ではないのです。
小さな文字だと、読んでいてイライラしてしまうので、PDFは今後、すたれていくと思います。
でもPDFは、レイアウトが自分のおもいどおりにできるので、Kindle特典などで、おつけしたいと考えてはいます。